
なぜ吉良吉影に恐ろしい能力が発現したのか?
吉良吉影についてもっと知りたい!
ジョジョ4部を読んだことでこんな疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか?
こんな疑問を抱いている方に作中の言動や行動からキラークイーンや吉良吉影の精神性を解説!
この記事を読むとこんなことが分かります!
・吉良吉影の生い立ち、精神性
・考察を通じて荒木先生の凄さが分かる
・本編を読み返したくなる
※本記事ではジョジョの奇妙な冒険第4部のネタバレを含みます。
キラークイーンの能力


ジョジョ4部のラスボス・吉良吉影のキラークイーンの能力について詳しく解説していきます!
いつスタンド能力が発現したのか?
吉良吉影はスタンドの矢に射抜かれ、スタンド能力が発現しました。
具体的な時期は明らかにはなっていませんが、杉本鈴美が殺された後に発現したようです。
ここからはキラークイーンの能力について解説していきます!
第1の爆弾


キラークイーンの第1の爆弾は『指先で触れた物質を爆弾に変えることができる』というもの。
どんな物質であろうと爆弾に変えることができ、作中では100円玉やお札、ドアノブなどを爆弾にして触れたものは爆破されていました。
また生物も爆弾に変えることができ、作中では人間である辻彩や億泰が爆弾に変えられていました。
この爆弾は地雷のように触れた瞬間に爆破する自動型とスイッチを入れる手動型の爆弾があります。
| 爆弾の種類 | 爆破のタイミング | 爆破の対象 |
| 自動型 | 触れた瞬間 | 触れた者 |
| 手動型 | 吉良の任意 | 爆弾自体 |


爆弾に変えられた人間に触れた場合は触れた人間、手動でスイッチを入れた場合は爆弾になった人間が爆破されます。
条件によって爆破される対象が変わり、吉良吉影の任意で爆破対象を選択することができるためとても厄介なスタンドです。
第2の爆弾『シアーハートアタック』


第2の爆弾である『シアーハートアタック』はキラークイーンの左腕から発射される追撃型爆弾です。
自動操縦式の遠隔操作で動く爆弾であり、爆発による破壊力もとても凄まじいです。


シアーハートアタックは高性能なサーモグラフィーのように温度を感知し、温度がより高いものを優先的に攻撃、体温くらいの温度で爆発します。


頑丈に作られており作中でも屈指のパワーを誇るスタープラチナのラッシュでもヒビが入るだけ。
完全に破壊することができず、スタープラチナの拳から血が出てしまうほどの硬さです。
ヒビが入っても吉良吉影にダメージが伝わっておらず、物理的に破壊することはほぼ不可能に近いです。
ザ・ハンドやエコーズACT3などの能力は有効打になりますが、ダメージは左腕だけに集中し、吉良吉影を倒すには決定打に欠けます。
おそらくシアーハートアタックの発動中は他に爆弾を作り、爆破させることができないと考えられるため1度解除する必要があると考えられます。
第3の爆弾『バイツァ・ダスト』


第3の爆弾『バイツァ・ダスト』はスタンド能力を持たない人間に限定して仕掛ける地雷型の爆弾です。
発動条件がとても厳しいですが、とても凶悪な爆弾となっています。
能力は『自分の正体を探ろうとするものを爆殺させ、1時間ほど時間を巻き戻す』というもの。
また発動後は仕掛けられた本人にしか時間が巻き戻されたことを認識できず、吉良吉影自身は認識することができません。
川尻早人に自分が殺人鬼とバレてしまい、誤って殺し岸辺露伴が自分に迫っていることを知る。
自分の平穏な生活が脅かされると絶望しているところに・・・
吉良吉廣の持つ矢に射抜かれてしまい、新たな能力である『バイツァ・ダスト』が発現。
バイツァ・ダストの能力により、川尻早人を爆弾に変え、自分の正体を探ろうとする者を自動的に爆殺させることを可能にしました。
『バイツァ・ダスト』で爆殺されたものは『死』が運命づけられてしまい、必ず死ぬことになります。
一度、メインキャラの承太郎、仗助、億泰、露伴、康一は『バイツァ・ダスト』で爆殺されることを運命づけられましたが、川尻早人の活躍により運命に打ち勝つことができ、爆殺されませんでした。
作者・荒木先生も「強くしすぎて倒せない・・・」と悩ませた凶悪な能力です。
なぜキラークイーンが発現したのか?
スタンドはスタンド本体の精神が具現化したいわば鏡のような存在です。
ここからはなぜキラークイーンの能力が発現したのか?スタンド能力や作中の言動から吉良吉影の精神性について考察、解説していきます。
能力から分かる吉良吉影の性格
吉良吉影は平穏な生活を送りたいが、殺人衝動を抑えることができないという性を背負っています。
そのため、自分の正体がバレないように証拠を隠滅するためにキラークイーンが発現したと考えられます。
とても暗殺に向いている能力ですが、なぜ能力で派手に爆発させる必要があるのでしょうか?
これは正体を隠したいが、自分は優れている存在であること示したい『自己顕示欲の現れ』なのではないでしょうか?
数々の部門でトロフィーや賞状を受賞していますが、目立ちはしないが能力が劣っているとは思われない3位のものばかりです。
ここからは自分は周りより優れていることを周囲にアピールしつつも目立たない絶妙なポジションで自分の有能性を示そうとしていると思います。
またスポーツ、芸術、作文と何が得意ジャンルか分からないよう、満遍なく賞を取っている器用さと周到さも見て取れます。


またキラークイーンがチャンピオンベルトを身に着けていることから心の奥底では自分は一番であると思っていると考えられます。
シアーハートアタックからわかること


シアーハートアタックの性能は本当に非の打ち所がないほど凶悪なものです。
それはスタープラチナのオラオララッシュで壊れなかったことからも分かることだと思います。
シアーハートアタックの尋常じゃない硬さは吉良吉影の平穏な生活に対する執着心や狂気的な信念が具現化されたものだと考えられます。


吉良吉影自身が『シアーハートアタックに弱点はない』という絶対的な信頼は自分の信念や生き方は完璧なものという自負を持っているように感じます。
またシアーハートアタックは吉良吉影の殺人衝動を色濃く表していると考えられます。
姿を一切見せることなく、自分の正体を暴こうとする者を跡形も残らずに始末する殺意が色濃く現れているように思えます。
コッチヲ見ロッ!の意味


個人的には『コッチヲ見ロッ!』という言葉にも何かしら意味があるのではないか?と考えております。
まず吉良吉影は植物のように平穏に暮らしたい本当に至って普通の人間なんですね。
音楽や芸術を愛し、仕立ての良い服を着たり、公園の木陰でサンドイッチを食べながら美しい街を眺める本来ならそんな人生を送れていたはず…
しかし、『人を殺さずにはいられない』という性を持ち致命的な歪みを持ってこの世に生まれてしまいました。
本来はおとなしい性格と高い能力で誰からも尊敬され、愛されたはずの吉良吉影は誰にも自分の本心を打ち明けることができませんでした。
そのため両親にも誰にも理解されず、友人も恋人もいない孤独な人生を生きてきたわけです。


だからこそ確実に始末することができると確信した相手にはやたら饒舌に自分語りをして自分の本性を明かしているのだと思います。
本当ならいつでも誰にでも自分の本性を打ち明けたいと考えていますが、社会的な倫理に反した行いをしているわけですから誰からも理解されないと吉良自身も分かっています。
以上を踏まえ『コッチヲ見ロッ!』というのは本当の自分を知ってほしい、理解してほしいという思いが込められたメッセージなのではないでしょうか?
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作中の行動・言動から分かる性格


この発言からも分かるように激しい喜びもなく、深い絶望もない植物のような『平穏な生活』を心の底から求めています。
しかし、殺人衝動や『美しい女性の手』に対する性的興奮と異常な執着心を抱いているシリアルキラーでもあります。
そんな吉良吉影の作中の言動や行動から分かる性格を解説します!
自己中心的かつ利己的な性格


吉良吉影は自己中心的かつ利己的な性格です。
これがよく分かるのがこのセリフです。
ひとつの『闘い』に勝利することは簡単だ…
だが次の『闘い』のためにストレスがたまる…
愚かな行為だ
他人と争うのはきりがなくムナしい行為だ
このセリフは仗助たちに川尻浩作として生活していることがバレてしまった場面でのセリフです。
ですが次のコマで…


おめーが『重ちー』を殺したから追ってんだろうがこのボケッ!
殺人が趣味のブタ野郎がてめーの都合だけしゃべくってんじゃねーぞこのタコがッ!
ド・ド正論を返されてしまいます。
重ちーを殺していなければこんなことにはなっていなかったのに『他人と争う原因』を作っているのは間違いなく吉良吉影自身です。
自分の都合だけを言い訳のように並べる彼は自己中心的かつ『自分の平穏な生活』だけを優先する利己的な性格であることが窺えると思います。
とても高いプライドを持っている
吉良吉影はとても高いプライドを持っており、自分のプライドを傷つけられることをものすごく嫌います。


作中ではずっと正体を隠している中で自分の本名を康一に知られてしまい…
おまえはバカ丸出しだッ!あの世でお前が来るのを楽しみに待っててやるぞッ!
と自分のプライドを踏みにじられてしまい、激昂して康一の身体を拳で貫きます。


康一のもとまでにたどり着くまでにACT3の能力によりカフェで弁償させられたり、金品を脅されるなど散々な目に遭っていました。
そんなこともあり普段は理性的な行動を心がける吉良吉影が激昂し、衝動的な行動をしました。
これを踏まえると吉良吉影はとてもプライドが高く、下に見られると我慢できずに衝動的になってしまう傾向であることが分かります。
吉良吉影の奇行エピソード
手に付いたソースを…


殺した女性の綺麗な『手』とパン屋でデートしている中でラッピングに指が突き刺さってしまい…
女性の指に付いたソースを…


周りに人がいるにも関わらず、大胆にも手をしゃぶってソースを舐め取る奇怪な行動を取っていました。
もう変態過ぎますよね…
どうしても気になってしまい…
拳で身体を貫いた康一をキラークイーンの能力で吹き飛ばしそうと思っていた吉良でしたが…


靴下を裏返しにして履いていたことがどうしても気になり、落ち着かなかったため履き直させて吹き飛ばそうとします。
ですが、その後に承太郎のオラオララッシュにより康一を始末することができず、仗助たちに自分の正体を知られることに。
普通に殺しておけばよかったのですが、自分の落ち着きを優先してしまう吉良吉影の最大の失敗だと私は思います。
趣味として…


変わった趣味として自分の爪をビンの中に保管し、管理しています。
爪の伸びで体調を見ているらしく、殺人衝動が強くなると爪の伸びが早くなるらしい。
年に30cm以上伸びるときは絶好調らしい。もちろん殺しの体調がです。
自分の体調を管理するのはとても重要ですが、吉良吉影の場合は『爪』を集めて分析しているため不気味さが際立っています…
幸せな気持ちになれる…
これは作中では描かれていませんが、吉良吉影には幸せな気持ちになれる瞬間があるらしいのです。
それは…


大便のあとに殺した女性の手でお尻をふいてもらったりすると幸せな気持ちになるとのこと!
もう…やばすぎます…
本当に女性の美しい『手』に対する執着心、性的趣向の異常性が伝わってくる奇行エピソードです。
吉良吉影の最後


吉良は最終決戦時にバイツァ・ダストを発動させる寸前にACT3に妨害され、承太郎のオラオララッシュでフルボッコにされてしまいました。
吹っ飛ばされた先で救急車に轢かれ、事故死という形で吉良吉影の生涯に幕が下りました。
本来は町の人間を助ける役割を持つ救急車に轢かれるという吉良吉影に対する最も侮辱的な天罰になっているように感じました。
また救急車は町の人々の税金で成り立っているため、町の人間全員で吉良吉影を倒したというメッセージを含んでいるのかもしれません。
完璧すぎるきれいな結末
救急車に轢かれ死亡した吉良吉影の魂は杉本鈴美たちがいる振り返ってはいけないあの通りに行ってしまいました。


そこで鈴美たちによって振り向いてしまい、無数の手に連れていかれ、平穏とはほど遠い場所で裁きを受けることになりました。
数々の手の美しい女性を殺した殺人鬼が最後は自分が異常な執着心を抱いた無数の『手』に連れられ、裁きを受けたこの最後はコレ以上にないほどの完璧すぎる結末だと思います。
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まとめ
今回は『【ジョジョ4部のラスボス】吉良吉影のスタンド・キラークイーン』について解説しました。
なぜキラークイーンが発現したのか?
吉良吉影はどんな精神性なのか?
ということが良く分かっていただけたと思います。
以下の記事では吉良吉影が登場する『ジョジョ4部の最強スタンドTOP10!』について考察し、解説しているのでこちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。






